2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 一つの時代の終わり?(石原都政・民主党・EU憲法)

◇石原慎太郎都知事は、都政実務を任せていた腹心の浜渦武生副知事による政敵の利権疑惑捏造で、ほぼ生命線を絶たれたようで(「週2、3日しか都庁に来ない石原は、浜渦がいなければ青島と同じ」とどこかで書かれていた)、そこら中で叩かれ始めた。というよ…

 ついに出た! 現代邦楽の新譜!

◇いきなりクラシックから外れとるがな!という突っ込みもこないほどマイナーなネタで、最初から客が引きそうだ。「現代邦楽」というジャンルをわざわざ聴く人は日本にどれくらいいるのか? 演奏者より少ないかもしれない(失礼) ◇最近でこそ、廉価盤のNAXOS…

 新カテゴリー・スタート!

◇さて、温存していたクラシック音楽ネタをついに扱い始めよう!(今日、友人の結婚式の2次会がノリノリで楽しかった上、クラシックの話題で話せる人がいて、少し浮かれている)ただし、クラシック音楽は、人によって趣味が極めて多様化しているのが特徴だ。…

 呉儀ドタキャンの背景と今次の国際情勢

◇ドタキャン理由会見(「公務とは言ってない」)について、中国国内新聞報道は、人気大衆紙「新京報」「北京青年報」が詳細に記事を組んだのに対し、党機関紙「人民日報」では一切触れず。完全に国内の突き上げ対策と実際の日中関係を使い分ける。(25日毎日…

 ストレッチのすすめ

◇固い話題が続いたので、少し息抜き。体力・体調面に不安を抱える人には、個人的な体験からストレッチを推奨したい。単純に言って、私は今年に入って(今までまじめに見たことのなかった)コンビニの雑誌コ−ナーをよく見回し、たまたま雑誌『Tarzan』の特集…

 「シナ」用語について

◇たまたま中国を「シナ」と呼ぶ用語が使われているのを見たので、それについて思い出した事を少々。 ◇確か「シナ」は、Chinaと同じく古代中国の国号「秦」に由来し、近代には「支那」(例によって自主規制で変換不能か)という表記で一般に使われました。「…

 世界大戦への切迫した妄想 (小泉秘密外交?)

◇取り急ぎ書いておくと、毎日朝刊3面「クローズアップ」(分析記事)を見ても、小泉純一郎首相と腹心の武部勤自民党幹事長が、16日から21日にかけて(衆参両院の予算委員会答弁、日中党間会談)で、わざわざ「靖国参拝実行、反対するなら内政干渉」と中国側…

 中国は公然たるウソつき国家なのか? また、私たちの生きる道は?

◇今日のNHKニュース7は衝撃的な始まりだった。中国外務省孔泉報道官が、24日の定例会見で、「帰国の理由は緊急の公務ではなかったのか?」という質問に答えるかたちで「私の口からは、緊急の公務と言ったことはない」と発言した。これは、23日朝に日本政府…

 呉儀副首相ドタキャンもう一つ

◇この人は、4人いる副首相の1人(対外経済貿易・衛生問題担当)で、9人の党政治局常務委員メンバーではない。日本政府筋も「飛んでかえる理由があるほど序列は高くない」と。(<毎日新聞) ◇ついでに、私個人は何の恨みも思い入れもないにもかかわらず、…

 呉儀副首相の緊急帰国

◇中国の呉儀副首相が「緊急」帰国。小泉首相との会談ドタキャン。これでまた、激怒する向きもあるのかもしれないが。最近の現象をみていると、中国共産イデオロギー独裁帝国はこれで大丈夫なのか? と他人事ながら心配になっている。国内の社会矛盾を反映し…

 川口市長選挙結果ほか

◇川口市長選挙は、22日即日開票の結果、現職の岡村幸四郎氏(52)が3期目当選。投票率は過去最低の31.67%。岡村氏の強引なくらいの実績からすると予想通りか。共産党推薦候補の得票が多めだが、①低投票率、②人柄、③3選目は飽きるので気分転換、の要素だろ…

 記事の更新について(ご注意)

◇パソコンが頻繁にダウンする都合で、未定稿のまんまアップしてしまっております。最新の記事は工事中の場合がありますので、誤字脱字飛躍混線がある場合があります(いや出来上がったつもりでもしばしばあるんですが)。疑わしい場合は念のため更新ボタンを…

 私たちの時代の「学芸」

◇だいたい我々の世代(31〜35歳、団塊Jr.としておこう)の一部の人(かつての私)は、下手に「学問」に囚われているのがいけない。これら良識的な人々の中には、あるいはカウンセリングや社会学などについて、玄人はだしの知識を持っていたり、あるいは、少…

 次は?(&過去のお勧め記事)

◇さて、この破綻しかけのブログを続けることができるのだろうか。マイナーな時事ネタを一気放出、家族大迷惑という感じだが(こんなことのために?苦労かけて本当にスマン)。当ブログの中ではキラーコンテンツ?だった「なぜ人を殺してはいけないか」(下の…

 続報? 今日の岡田民主党代表(おまけ)…のはずが、メディアへの怒りへ飛び火、さらに未だに「鎖国・攘夷」の日本の現状、迫る北朝鮮からの放射能漏れへと…、勝手に破綻しております(長文多謝)

◇21日、岡田代表は、来たる東京都議選(7月3日投票)の応援(+三宅島復興視察)のため、伊豆の5島をヘリコプターで巡ったそうだ。伊豆諸島「島部選挙区」に初めて候補者を擁立するためのテコ入れ。夜、戻った岡田氏は記者団に「島民も公共事業(中心の政…

 岡田民主党について

◇また野次馬的に政治について。書いて意味があるのかという疑問がないではないが…。 ◇衆議院の郵政特別委員会を設置する本会議決議の際、民主・社民が欠席していたのは、NHKニュースなどの通り。今朝の毎日新聞によれば、民主党内でもこの戦術には異論が多い…

 調子にのって

◇今日はいろいろ書いたが、なんだか文章がフラついてきた。今まで読んでもらわなかったから、その程度の強度だったといえばそれまでだが。 ◇あとはパソコン。やってると目は充血し、頭に血が上ってカチコチになり、手は冷えて無感覚になる。私の体には実に合…

 枡野浩一氏の職業歌人論に答えて

(再び石田衣良と文芸について(+枡野浩一氏のコメント) - ピョートル4世の<孫の手>雑評の続きです。) ◇まず多々失礼にかかわらず対話していただいて感謝。私は傍観者のままできましたが、「物書きの仕事」という言葉遣いから伝わってくる実感について何…

 川口市の選挙と日本の政治について

◇たまたま埼玉県の川口駅近辺にいたら、22日の市町選挙の街頭演説が聞こえてきた。最初に応援演説があってうるさかったが、現職の市長候補が喋りだしたら聴きたくなって、窓を開けた。私は、別に利害関係はないが、政治を語るほどの見識も免疫も欠けているせ…

 再び石田衣良と文芸について(+枡野浩一氏のコメント)

◇昨日のR25巻末エセ−。今回はネタがないのをネタにして書き出していた。本人が「職業作家生活も7年目を迎えて、ぼくもずるくなりました」と書くように、これはこれで作家らしい文章ではある。しかし、途中まで、藤井フミヤの依頼を受けての作詞初体験を思い…

 「なぜ人を殺してはいけないのか」補足

◇以下のような貴重な反応があったので補足したい。 http://d.hatena.ne.jp/washita/20050515 さしあたって、「人を殺したら自分の社会的な可能性がなくなるから」のほうがいいんじゃないでしょうか。 言葉に抑止力を持たせようとするのであれば。簡単に人を…

 ここ数日

天気予報が全然当たらない。翌日の昼食用に、冷やし中華を買うと寒くなり、ラーメンを買うと暑くなる。(注:荒川下流近辺)

 ブログをスタートして

今更ながらブログに感謝。書くためによく調べるし、普段ブツクサ言いそうなことをより迷惑でない形で出せるので。それでも一応少しは読まれたようでありがたい。

 佐伯一麦インタビュー「無根拠であることと『私小説』」

◇これも旧聞に属するが、いつのものでも良いものは良い。朝日新聞社PR誌『一冊の本』4月号より(副題『川筋物語』と『鉄塔家族』をめぐって」)。この人の作品は実はまだちゃんと読んだことがないけれど、「私小説」(=近代日本の小説の主流)について、実…

 人名漢字間違い続報と「命名」の重さ

◇「電子政府の総合窓口」ページの人名漢字間違いは計144字(話題にはならなかったのに翌日朝刊でフォローする毎日新聞は少し偉い。)結局、法令検索サイトの約7000の全法令を確認するそうだ。 ◇なぜこれをわざわざ話題にしたかを少し補足したい。「人の名前…

 「政府サイト人名漢字表 文字化け20字以上」

◇かなりマイナーなニュースから。上は12日毎日新聞夕刊社会面の見出し。最初見て、某国民によるサイト攻撃のニュースかと思ってみたら、「電子政府の総合窓口」*1ページにミスが放置されていたそうだ。しかも、人が一生背負うことになる人名用の漢字表がだ。…

 石田衣良「空は、今日も、青いか?」

◇読み逃していたが、GW前のR25*1(№42)最後のページに出ている石田衣良のこのエセ−、作家らしい文章でとても良い。前回のエセ−にライブドア関係者からの抗議文(法的対応予告文付き)が届いたそうで、それに対する謝罪・訂正なのだが、実にうまく「ライブド…

 阿部和重の実家の話

◇7日に出た婦人公論http://www.chuko.co.jp/fujin/(5月22日号)に、阿部和重のインタヴュー。女性誌らしく、作品(『グランド・フィナーレ』)にはほとんど触れず、実家近辺の話が多い。実家はパン屋で、その向かいには銀行の両側に映画館と本屋があった…

 斎藤環氏、八木秀次氏を大いに笑う

◇「ちくま」5月号*1に出ている、斎藤環氏の「『家族』は遺伝するだろうか」(連載・家族の痕跡21)が面白い。八木秀次氏の「女性天皇容認論を排す」*2に示されたような男系天皇正統論の弱点を示す。例えば、神武天皇のY染色体は現代日本人男性に数千万人規…