2008-03-05から1日間の記事一覧

【8】ロストロポーヴィチ指揮ナショナル交響楽団★★★★☆

1992年10・11月 テルデック1997年(9031762622) 68:56(16:34/21:46/14:32/16:05) ◇この演奏も今回の聴き直しで大きく印象が変わった。8種の中で最も長大。第1楽章の静謐さはロジェストヴェンスキー盤からさらに徹底された感じ。 1.祈りの静けさ、…

【7】北原幸男指揮NHK交響楽団★★★★☆

1992年3月25日ライブ(NHKホール) コッホシュヴァン1993年(313272) 66:42(17:14/20:26/13:42/15:27) (画像なし) ◇圧倒的に聴き慣れているのと思い入れが強いので、いまさら客観的に評価するのは難しいが、今回の聴き直しの後もやはり私の中の…

【6】ネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団★★★★

1989年12月スタジオ ドイツ・グラモフォン再発1998年(4594152) 54:49(13:49/17:01/10:30/13:30) (初発盤) ◇今回の聴き比べのために急遽購入。前から存在は知っていたし、ヤルヴィ盤はリムスキー=コルサコフやグラズノフの管弦楽曲の決定盤にしてい…

【5】ロジェストヴェンスキー指揮ソヴィエト文化省交響楽団★★★☆

1983年スタジオ BMG1998年(メロディア音源)(74321634612) 65:08(17:58/22:26/9:59/14:45) (画像なし) ◇今回の聴き直しで最も印象が変わった録音。特に、第1楽章の雰囲気は、本当に凍てつくようで、群を抜いて素晴らしい。おそらく演奏史上で…

【4】コンドラシン指揮モスクワフィルハーモニー管弦楽団★★☆

1973年9月7日スタジオ アウロス(メロディア音源)2004年(AMC2043) 53:54(12:30/17:28/10:28/13:24) (BMG国内盤) ◇打楽器の刻み・弦の泣き・金管の鳴り、どれをとっても不満はない。しかし、コンドラシン特有のテンポの速さ(ストラヴィン…

【3】クリュイタンス指揮フランス国立放送管弦楽団★★★★

1958年5月19日スタジオ テスタメント(EMI音源)1996年(SBT1099) 59:50(15:32/17:53/13:59/12:25) ◇トランペットのシグナルなどフランス的な色気と柔らかさを感じてしまうが、指揮はロシアものには向いており、ショスタコーヴィチ臨席という象…

【2】ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルハーモニー管弦楽団B★★★★☆

1959年2月2日スタジオ メロディア2004年MELCD1000775 60:18(15:28/18:23/11:29/14:43) (国内盤) ◇ステレオ録音でライブに比べてより普遍的な演奏に仕上がっていて広くお薦めできるが、フィナーレはライブの強力さに負ける。 1.ライブに比べ…

【1】ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルハーモニー管弦楽団A★★★★

1957年11月3日ライブ(レニングラード初演) ロシアンディスク1993年(RDCD11157) 56:23(14:47/16:49/11:29/13:17) ◇モノラルなのだがそんなことは途中でぶっ飛んでしまう壮絶な演奏。ムラヴィンスキーのショスタコーヴィチについては、一時期、…

 ショスタコーヴィチ交響曲第11番8種聴き比べ(ダスビ感想外伝)

◇第11番の聴き比べ(ムラヴィンスキー2種、クリュイタンス御前演奏、コンドラシン、ロジェストヴェンスキー、ヤルヴィ、北原、ロストロポーヴィチの計8種)のつもりで書き始めた(それもかなり無謀だったが)が、どちらかというとそれに至る理由の方が本筋…