ストレッチのすすめ

◇固い話題が続いたので、少し息抜き。体力・体調面に不安を抱える人には、個人的な体験からストレッチを推奨したい。単純に言って、私は今年に入って(今までまじめに見たことのなかった)コンビニの雑誌コ−ナーをよく見回し、たまたま雑誌『Tarzan』の特集号(№434「【総集編】カラダ・デザインQ&A」)を手に取った。別に筋肉ムキムキになりたかったわけではないけれど。以来半年、その方式に従ってストレッチを毎日(起床後・帰宅後に10分程度)・筋トレ(アミノ酸ドリンクつき)を週1回程度*1すると、明らかに体の姿勢から変わってきた(と家族にも言われた)。
◇近年、漢方ブーム?あり、野口晴哉の整体(3年前書店に山積みだった『整体入門』)*2野口三千三の野口体操(弟子の羽鳥操による『野口体操入門』は写真が多くて分かりやすい。)*3甲野善紀古武術(たくさん本が出ているがとりあえず『古武術に学ぶ身体操法』)*4といろいろあって、文化的には興味深くて眺めていたが、自分では長期的には取り組めない。一番手軽に取り組めて、効果も分かりやすいのは『Tarzan』のストレッチだった(何しろ元が悪いと高尚なのはダメなのだ)。若い島本理生も初の長編恋愛小説『ナラタージュ*5執筆のせいで?、ひどい腰痛だとどこかで語っていたが、続けると「自分の体が分かってくる」感じがする。勉強しすぎで運動不足の人はどうぞ。たぶん頭もほぐれるでしょう。

*1:個人的には、引っ張る時も力を入れる時も、細かく息を抜きながらするのがコツと思う。あとは、継続性と段階を踏むこと。急に、無理にやると体が壊れます。

*2:整体入門 (ちくま文庫)

*3:野口体操入門―からだからのメッセージ (岩波アクティブ新書)

*4:古武術に学ぶ身体操法 (岩波アクティブ新書)

*5:ナラタージュ私は例によって読みかけ。