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◇さて、温存していたクラシック音楽ネタをついに扱い始めよう!(今日、友人の結婚式の2次会がノリノリで楽しかった上、クラシックの話題で話せる人がいて、少し浮かれている)ただし、クラシック音楽は、人によって趣味が極めて多様化しているのが特徴だ。クラシックは、輸入CDを中心に1枚1000円を切る価格が普通になっており、いまや相当マイナーな(音楽事典に載っていないような)作曲家の作品でも手軽に聴くことができる。自分のツボに入る曲や作曲家、演奏家を見つけると、それに応じて無限の音楽世界が広がる、非常に豊かなジャンルである。何しろ、500年以上の作曲の歴史、100年以上の録音の歴史があるのだから、とんでもなくその世界は広く、深い。初心者はNHKのBS・FM放送のクラシックの時間を何回か聴いて、自分の好きなサブジャンル(オペラ・管弦楽室内楽など)、作曲家、演奏家を見つけることをお勧めする*1
◇以上がクラシック音楽への簡単な誘いだが、当ブログは、初心者向けの親切な記事など載せるわけがなく、完全に私のツボにはまったマイナーな音楽を取り上げる。すでに、クラシック好きな人は、こんなものもあるのかと思って見ていただけるとありがたい。誰かが、クラシックは浅田彰の奨めるものを聴いていれば間違いない、と書いていたような気がする。私はそんなに立派ではないし、音楽は聴くだけだが、ある種の趣味を代表していると勝手に思っている。(なお、Amazonのアソシエイトに参加したが、これまでの本の取り上げ方と同様に、完全に私の主観・価値観で選んだものしか紹介しないので、万人の参考にはなりません。あしからず。なお、キーワード以外の、主にCDのタイトルにリンクを貼っています。)
◇ということで、「クラシックの深層」と題してみた(その後、内実が伴わないので「音楽短信」に変更)。わざとではないのだが、私がわざわざ聴くような音楽はどうしてもマイナーなものになる。時代としては、ルネサンスバロック(ほぼJ.S.バッハ以外)は、時間と予算の都合上ほとんど扱えず、どちらかといえば近現代寄り(ほぼ19〜20世紀の200年間)を扱う。地域としては、ドイツはあまり出てこず、ロシアが一つの中心になるが、フランス、スペイン、イギリス、北欧、東欧、日本も多少扱うだろう(何しろ、バロック好きの人に「ロシアもバロックがあるんだよ」と言うような人なので)。なお、演奏会に行ったりやTV観たりはしばらくしていないので、取り上げるのはほとんどCD(DVDは今のところ見ていない)。曲と演奏内容を勝手に私の趣味・興味から判断して、☆5つ満点で評価します。
◇それでは、本題は次の記事から。

*1:超初心者向けに補足。クラシックを聴く時は、プレイヤーの重低音レヴェルを大幅に高めに(大抵そういうモードがある)。他ジャンルの電子音響とは全く違うので。