leleleさんのコメント欄で私が犯した暴発への謝罪・反省文

◇当ブログに関することなので分類上「雑談」としておきますが、今回は謝罪と反省の意味でこの記事を書いています。今朝ほど、はてな界隈では説明は不要でしょうが、id:leleleさんのページで私は以下のようなコメントを書き込みました。

失礼至極ですのですぐに削除していただいて結構ですが、今この日本に生きていて、宮台真司先生の近くで活動されている方がそのような現状認識でおられるとしたら、その方がブラック・ユーモアではないかと感じてしまいます。少なくとも私には「そんな簡単に言ってくれるなよ」という意味で、非常に不快な記述でした。

◇詳細は、元ページ「2005-07-13 - 双風亭日乗はてな出張所」を見ていただきたいと思いますが、私が問題にした記事は、leleleさんがお忙しい仕事の合間を縫って書かれたものであることは、コメントする前から想像しておりました。しかし、それでもなおかつ、私はあえてそれを問題にするという、今から考えれば非常に誤った選択をしたわけです。それに対しleleleさんは、しごく冷静に受け止められ、なおかつ逆にそれを問題として受け止めて3回に渡って誠実な返答コメントを書いていただきました。
◇以下、私の謝罪として書き込んだコメントです。

まず、私が勝手な書き込みをし、お忙しい中お気を煩わさせてしまったこと、深く深くお詫び申し上げます。今回の私の書き込みですが、私の中には実際の「不快」な感情もありましたが、あえてそれを失礼至極の上でも出してしまいたいというような、それこそ無茶で失礼な思い込みがありました。私のブログでも、当の北田氏について相当悪口に近いような書き方をあえてしております。ただ、それは私の勝手な文脈であって、それを今回leleleさんに対して、こういう何でもないような機会に向けたことは完全に私の暴発だったと現在反省しております。私もネット上でしばしば見受けられるアラシ・炎上の類を最も嫌う人間ですが、今回それに類しかねない書き込みをしたことを心より恥じております。重ねて大変なご無礼につきましてお詫び申し上げます。

◇上記に書いたように、これは私の完全な暴発で、弁解のしようがありません。当初から、通りすがりの人をいきなりぶん殴って、殴った方はそれですっきり、殴られた方は訳が分からず面食らう、というような事態になりかねないという危惧はあったのですが、やってしまったというのが実状です。本当にleleleさんには申し訳ありません。私は大変バカなことをしてしまいました。
◇ただ、その暴発の文脈は、私にとっては当ブログ全体の在り方に関わってきます。例えば、「東浩紀・北田暁大は「学問オタク」か? (その1) - ピョートル4世の<孫の手>雑評」などは書いて、出そうか出すまいかとさんざん迷ったあげくに出してしまいましたが、結局「孫の手」どころか、名を挙げた諸氏への攪乱・妨害工作になっているのではないかという思いもありました。そこで今回、当ブログないしこれらの記事を書くことをやめることができるかどうか考えてみました。
◇…たぶん止めないでしょう。leleleさんに対する今回の件は本心から反省していますが、それ以外はまたたぶんあえて書いてしまうでしょう。決してふざけているつもりではないのですが、私はこういう書き方を今のところやめられない気がしています。自身の無力さと下劣な心根を恥じつつも、「私たち」(?)のこの時代に学芸やアカデミズムがどのようにありうるのか、という自身の課題を今後も勝手に考えていきたいと思います。ということで、このブログに関しては恥知らずとは思いつつ、こうして書いているとやめる気が全然起きてこないのでこのまま続けるつもりでおります。すみません、私はまだ懲りていないようで、自らを実験台にするつもりで(それでも無責任ではありますが)書き続けたいと思います。
◇しかし、他の方のコメント欄に唐突にそうした文脈を持ち込んでしまったのは、明らかな私の行き過ぎであり、こうした突出した行為は今後一切禁じ手にいたします。申し訳ありませんでした。
◇なお、私は宮台先生の本はほとんど手元に置いてあるのですが、よりによってleleleさんにご教示いただいた2冊は、知ってはいながらきちんと見たことがありませんでした。これからどこかで探して読んで反省の材料にしたいと思います。