当ブログの性格について

◇先日のコメント暴発事件以来、当ブログの書き方についても反省してみた。「勝手に」「あえて」と断って書いていたとはいえ、やはり「無責任」な言葉や、皮肉を効かせたつもりが嫌味だったり攻撃的だったりした場合があったのではないか(あるある←っつうか「皮肉」ってそもそもそういうものやん)…などなど。私の「つまらなさ」や「ひがみ」がどういうところにあるのかも改めて分かった。これで「頭脳のリハビリ」も少しは進むかと思った。だがしかし…。
◇やはりブログそのものの書き方はこれからもあまり変わらない気がする。直るものなら10年前に直っているぞ、この性格! もはや私は、細木数子小林よしのりと、宮台真司東浩紀を並べてはばからない人になっているので(なにしろどの人にも面倒な利害関係は何にもない)、せいぜいその自由さを生かして、私に書けることを書いていきたい*1。私のアンテナやブックマークもすべてそのために動員されている。ということで例によって、皮肉が嫌味に感じられた方々には申し訳ない、と先に謝っておくのであった。
◇さて、先の連載記事もそろそろ再開しなければ。相変わらず変なブログが続くということで(どう考えても普通の日記でないことだけは確か)。こんなんでも読んでいただける方こそありがたい。コメント・TB・喧嘩などいつでも歓迎中。

*1:という私の立場からすると、高田理惠子氏の実に面白そうな本(『グロテスクな教養』)が紹介されていた。→「教養主義者 - 美徳の不幸 part 2」。今日の毎日新聞書評欄でも若島正氏が「返り血覚悟! 達人の自虐的批判」という見出しでこの本を書評し、「えげつない本」「意地悪な筆が冴えわたっている」「実に『いやーな感じ』なのである」「こういうある意味での教養主義批判は、出版文化全体にかかわる問題」と絶賛。→「http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/archive/news/2005/07/17/20050717ddm015070191000c.html」。こういう立派な本は読んでみたくなるではないか。