旧暦新春ご挨拶と週刊誌エセーの話
◇本日は旧暦(太陰太陽暦)元旦です。保守派だけに、このめでたい日にブログが再開できるのは喜ばしい限りです。なんて…ただ、放置してただけですが。
◇旧暦と言えば、鴨下信一氏が「人生のごほうび」(毎週火曜発売『サンデー毎日』
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/連載)で、新暦(太陽暦)昨年末から今年初めにかけて、分かりやすく、滋味豊かな解説エセーを書かれてました。この連載、まとめて出版してほしいものです。
◇週刊誌連載の単行本化と言えば、野口武彦氏の「OH!EDO物語」(一回一人物の江戸期ゴシップ集)が『大江戸曲者列伝 太平の巻』*1(新潮新書)の題で出ました。『幕末の巻』と合わせて、連載108回分を83回に再編成しての刊行。小難しい歴史ものではなく、人間模様を描く名エッセイがまとめて読める(全部読めない?のは残念ながら)ということで、密度が濃い文章を堪能できます。
◇なお、野口氏の『週刊新潮』http://book.shinchosha.co.jp/shukanshincho/連載は「幕末バトルロワイヤル」として新たに継続中。現在、天保の「改革政治」のいかがわしさを描いて余すところなしです。
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