AKGミニ・ヘッドホンK26P購入
◇私はあんまりオーディオのハードの方にお金をかけない人なのだが（ソフトにかけ過ぎで）、今回、ミニ・ヘッドホンを購入。前からのものは、どこの電器店でも売っている2,000円台の開放型で、音漏れは多く、外部音で聴こえない、スポンジ剥がれかけという悲惨な状態だった。でも、いいものは高いしなー、とちょっと投げていた。
◇ところがしかーしっ、たまたま秋葉原で時間が空いたので、ぶらっと入った石丸１号店、６階試聴コーナーで、すごいモノが売っていた。オーディオ・テクニカや大手電器メーカーはのっけから期待していなかったが、AKGなるメーカーのものが、明らかに他とは違う音がする。「同じソフトが流れているはずなのに、なんだこの生々しさは…」、「ギターの音がする、ベースの音がするドラムの音がする、そこで鳴ってるみたい…」、しばし釘付け。慌てて他の店に走ってみる。やはりどこで試聴しても間違いない。で、AKGは本拠地がウィーンのメーカーらしい。売り文句にも真っ先に「原音に忠実」と書いてある。同じAKGで、２万円近いクラスのものを聴くともう別世界！ ぐおおっ、買う！ ということで、即購入してしまいました*1。
◇私が聴くのはほとんどクラシックだが、凡作凡演かと思ったA.ルビンシテインのピアノ三重奏曲第３番が名作名演に聴こえてきた。以前、「超初心者向けに補足。クラシックを聴く時は、プレイヤーの重低音レヴェルを大幅に高めに（大抵そういうモードがある）。他ジャンルの電子音響とは全く違うので。」などと余計なことを書いた*2が、これならまったく不要。私のプレイヤーでは、今までの半分近いボリュームで十分。密閉型で電車内でも外部音がほとんど気にならない（かといって全くアナウンスが聴こえなくて困るわけでもない）。密閉型で窮屈かとも思うが、ちゃんとバーを調節すれば大丈夫。
◇これ書く責任上、JUDY AND MARY『POP LIFE』*3も聴いてみる。やはり上記の通り各パートが立って、しかもうるささゼロ。YUKIの声が美しくて、ちょっと恥ずかしいくらい。普段気づかないコーラスまで聴こえる。
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