福田和也、村上龍『半島を出よ』を酷評

◇すでに昨日発売の『週刊新潮』の「闘う時評」。 北朝鮮工作員の描写などステロタイプのオンパレードで、上下各500ページは長過ぎ、一方、日本人の描写は国民としていかに無能かを好んで書いている云々といった内容(かなり雑な要約)。この評価は、読んでいない私でもそれはそうかもなと思うことだが、人が喜んで読んでるものに正面切ってケチをつけるのは、確かに「闘」ってはいるだろう。個人的には、福田氏にこれからの石原慎太郎に期待することを聞いてみたい。