2006-01-01から1年間の記事一覧

 私の格率(私的原則)について

◇先日来、私的な雑談が続くが、自分の明らかな画期があったので書いて明らかにしておきたい。 ◇今後の格率(Maxime、私的な行為原則)が定まった。 考え続けること(推論の繰り返し)。 <自由>と<自立>を目的とする。 私的価値観は、あくまで「三教一致…

 「鬱にも負けず」(私たちの「闘病生活」−<自由>と<自立>への宣言へ)

鬱にも負けず ハイテンションなごまかしにならず 医者から貰った診断名で物事を決めず 「オーダーメード・ハッピー・システム」*1を自明とせず 丈夫な体を持ち 慾は無く 決して怒らず いつも静かに笑っている 一日に論文を4本と 新聞と少しの書籍を読み あ…

 教育についての「やらせ」問題たち

◇来客が多かった割りに特に反応のなかった「「紋切り型ニュース」の馬鹿馬鹿しさ(「履修不足」と「参院1票の格差」を事例として) - ピョートル4世の<孫の手>雑評」 の続報のつもりで少し書く。といっても、今更タウンミーティングのやらせ発言を取り上げ…

 実は作るとどんな感じに仕上がるんだろうかと気になっていたので

◇取り急ぎ「はてなダイアリーブック欲しい!」と書いておく。個人的には象さんの表紙がいい。

 書評『概説日本思想史』

◇以前も取り上げたことがあるが、Amazonに投稿した『概説日本思想史』*1のレビューをこちらにも載せておく。字数などの関係で省略したところも補足した。 日本思想史学の水準を示す、待ち望まれた概説書 ◇日本思想史学の水準を示す分担執筆の概説書としては…

 風邪っぴき

◇こちら(「hirokiazuma.com」*1)にもあるように、今年の風邪は本当にしつこい。かれこれ10日ほどこってり苦しめられている。寝ても食べても薬飲んでも治る気配が一向にない。今夜も寝ていたら急に咳き込んで、気分が悪くなって眠れずこんな時間になってし…

 「紋切り型ニュース」の馬鹿馬鹿しさ(「履修不足」と「参院1票の格差」を事例として)

◇連日報道され(消費され)ている、高校の「履修不足」問題、少しでも高校運営の内情に通じた人なら、こんなこと(科目の「読み替え」など)は、ずっと以前から常態化していたことを誰でも知っているはずだ(ある新聞投書では、確か30年以上前からあったと指…

 「世間」と「社中」(日本に「個人」がいるかどうか、「思想」はあるかどうかについての初歩的考察)

◇小泉政権についてのまとめやら日本思想史への発言やらをメモしてあるが、果たして書く機会はあるだろうか。 ◇ところで、ここ数日、何か借金苦の心中・身売り、いじめ自殺の報道が続いているような気がする。佐藤直樹氏の評判高い『世間の現象学』*1を今頃読…

 ルービック・キューブ

◇どこのうちの子もかわいいもんだ…なんておじさん臭い感慨を持ちつつ見ていたら(「hirokiazuma.com」)、この物体からうおおっ強烈な懐かしさが! 流行は1980年だそうで。とりあえずそれだけ。

 いまや懐かしいキャラたち−小泉、細木、ホリエモン−と「倫理道徳」の話

私は、昨年来の記事で、小泉純一郎や細木数子の行動や発言をやや偽悪的に高く評価してきた。今でもその基本線は変わっていない。進歩が無いのか、ぶれないのかどっちだろうか? 一方で、彼らが一時評価したホリエモンについては、私は積極的な評価を留保して…

 お久しぶりでございます

ご無沙汰でした。3月以来の記事を書いてみました。って、続けて読んでいる人はいるんだろうか。 ブログでも少し手を広げようとしていたところ、ちょうど人並みに忙しくなったので、こんなに間が空いてしまい。今後も未定ながら、PCが変わるので(例のポン…

 お粗末な事どもと大切なこと(形式と実質について)

PSE問題と原発運転差し止め判決 ◇経済産業省は江戸時代のお殿様か。実に恣意的な振る舞いではないか。保守派の私としては、法律の形式的適用よりも、世間の常識が勝利するのは悪いことではない。それにしても、立法・行政の手続きとしてあまりにお粗末。中古…

 オーケストラ・ダスビダーニャ第13回定期演奏会の感想

◇行ってきました。以下、アンケート用紙に書いた感想を再構成したもの。 劇音楽「ハムレット(ガムリェート)」による組曲Op32a (まず前提として解説:『ハムレット』は普通に、デンマーク王子の運命を描いたシェークスピア作品でいいのだが、ショスタコー…

 散漫な休日

◇今日は久し振りに[時事評論]を上げるつもりが、「アンテナ」の整備にえらく時間がかかってしまった(タイトルも微修正)。アンテナは無料の200件分でも、なかなか整理がつかず。また、相変わらずのご老体PCと付き合うのは大変である(冬は冬で動きが悪い…

 ショスタコーヴィチは「反体制のヒーロー」扱いされているか?

◇私は音楽評論の類はほとんど読まないのだが(例外は片山杜秀氏のNAXOS「日本作曲家選輯」解説くらい)、渡辺和彦氏の「ショスタコーヴィチの肖像〜もう一歩聴き込みたいリスナーのために」という連載が目にとまった(山野楽器店頭で無料配付の『Varie』1月…

 旧暦新春ご挨拶と週刊誌エセーの話

◇本日は旧暦(太陰太陽暦)元旦です。保守派だけに、このめでたい日にブログが再開できるのは喜ばしい限りです。なんて…ただ、放置してただけですが。 ◇旧暦と言えば、鴨下信一氏が「人生のごほうび」(毎週火曜発売『サンデー毎日』 http://www.mainichi.co…